初めての方へ
2022.09.25
結婚式当日、おそろいのドレスを着て花嫁の一番近くで祝福をするブライズメイド。
SNSでも見かけるようになったけど、実際何をするの? 準備が大変そう?
この記事では、これからブライズメイドの依頼を検討している花嫁さんと、初めてブライズメイドを依頼された方向けに、基礎知識をご紹介します。
ブライズメイド(Bridesmaid)の歴史は古く、ブライズメイドの起源は中世ヨーロッパまで遡ります。元々中世ヨーロッパでは、結婚式に「結婚するカップルをねたんだ悪魔」がやって来ると言われ、悪魔の目を惑わすために友人たちが花嫁と同じような衣裳を着て付き添う風習があったそう。
この伝統が形を変え現代に残っているのです。そして、海外ドラマやSNSを通して華やかな様子が注目され、日本にもブライズメイドが広まっています。
では、日本の結婚式でブライズメイドは何をするのでしょうか?
特に堅いルールやマナーが決まっているわけではないので、それぞれの式によって具体的な役割も様々。ここでは一般的な例をご紹介します。
まず、結婚式前にブライズメイドにも「前撮り」や「フォトウエディング」に参加してもらうパターン。
前撮りと言ったら花嫁と花婿だけで行うことが多いですが、ブライズメイドがいることで、通常と違った演出やポージングができることも魅力の一つ。
結婚式当日はとにかく時間との勝負なので、ブライズメイドとのお写真を撮る時間も限られてしまいますが、前撮りなら時間を有効に使えてブライズメイドとの思い出作りにも最適です。
海外ウエディング風のブライズメイドとのお支度シーンも思い出に残るページの一つ。
日本の結婚式の場合、前日からブライズメイドとホテルに宿泊して支度するということはあまりしないと思います。結婚式の朝、花嫁はヘアメイクやカメラマン、プランナーさんに囲まれ緊張感でいよいよ当日を迎えるという緊張感でいっぱいです。
そこにいつもの友人・姉妹が現れて場を和ませてくれるだけで、自然と笑顔になり花嫁もリラックスできるので、お支度シーンからブライズメイドの登場をお願いすることも是非検討してみてくださいね。
そしていよいよ結婚式本番!
ブライズメイドには是非バージンロードを一緒に歩いてもらう演出をお願いしましょう。「Here Comes the Bride」などのフラッグを持ってもらう演出も最近では見られますね。
ブライズメイドが先に歩くか、後から来るかは会場の雰囲気にもよると思いますので、プランナーさんと要相談です。
挙式が始まってからは、ブライズメイドはウエディングドレスの裾を直したり、ベールを直したり、指輪交換の際ブーケを預かったり、花嫁のお手伝いをします。
新郎新婦と並びゲストの前に立つので緊張の瞬間ですが、ブライズメイドは大切な人の晴れの日を一番近くで見守ることのできる、とても重要な役割です。
ゲスト全員の思い出に残る素晴らしい一日のために、ブライズメイド自身も新郎新婦と同じくらい結婚式を楽しみましょう!
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